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豚の祖先は猪 (イノシシ) ~その2~

「養豚」とは、大辞林第二版(三省堂)によると
「肉や皮・毛などを利用するため、豚を飼い育てること。」となっています。

豚(家畜化されたイノシシ)を飼育する養豚の歴史については、
長崎県食肉衛生検査情報発信委員会が発行している
食肉衛生検査情報誌「Ton Ton」に連載された
「養豚の歴史Ⅰ~Ⅲ」にわかりやすくまとめられています。
 ① 平成18年2月号 「養豚の歴史Ⅰ 養豚のはじまり」
 ② 平成18年3月号 「養豚の歴史Ⅱ 古墳時代~奈良時代」
 ③ 平成18年4月号 「養豚の歴史Ⅲ 平安時代~江戸時代」

豚の祖先である猪は現在も日本だけでなく世界各地で生息しています。

日本では今、猪による被害が大きな問題になっています。

「なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか」(平田剛士・著)によると、
狩猟と有害鳥獣駆除で捕獲されたイノシシの数は、
2003年度に計20万492頭、
2004年度に25万2,763頭となっています。(同書164ページ)。

「ブタの動物学」(田中智夫・著)によると、
“イノシシは、ニワトリに対するヤケイ(野鶏)と同様に、
家畜の祖先種でありながら現存している数少ない動物”だそうです。


なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか (平凡社新書)

なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか (平凡社新書)

  • 作者: 平田 剛士
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 新書




ブタの動物学 (アニマルサイエンス)

ブタの動物学 (アニマルサイエンス)

  • 作者: 田中 智夫
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本



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