スーパーで売られている銘柄豚・命名豚 ～その３～

「飛騨ポーク」について
売場に掲げられていたパネルの説明をもとに調べたところ、
「飛騨ポーク」は次のような豚であると推定されます。

　①生産農場　：　岐阜県高山市丹生川町にある養豚場
　　　　　　　　　　　　（本社所在地は愛知県小牧市）
　②給餌方法　：　リキッドフィーディング（食品残渣の利用）
　③屠畜場　 　：　名古屋市にある屠畜場
　④加工会社　：　愛知県内にある加工施設

上記から「飛騨ポーク」は、
次のようにまとめることができると思います。

　～愛知県資本により岐阜県下で飼育された豚。
　　　成豚は愛知県へ移送し、愛知県で、と畜・解体・加工され、
　　　愛知県資本のスーパーで販売されている。
　　　畜種は未確認。‘飛騨’は飼養地の地名。
　　　したがい、「飛騨ポーク」は“飛騨で飼養された豚肉”のこと。～

コメント 1

はじめまして。
私が知る東京・神奈川の銘柄豚で都内の銘柄豚であるTOKYO Xというのがごく一部のスーパー、精肉業者に限らず、都内唯一の道の駅「八王子滝山」で売られていたり、神奈川県の銘柄豚では高座豚というものがありますが、ごく限られた精肉業者により取引されているそうです。いずれも、生産者の減少などで、幻になりつつあるそうです。
養豚業をさることながら、第一次産業に携わる人が少なくなっていることにより、輸入される豚が多くなり国産の豚が少なくなる運命になるんでしょうか？
by ラジオネームＦＡＭ (2009-06-19 06:05)